音蔵 mobile


FM-tone Lib.

FM音源機種での音楽制作は、基本的な楽曲編成に加え、音色制作や調整に費やす時間が膨大なものとなるため、有益な素材については、他者と共有したほうが、時間削減に繋がるだけでなく、互いに刺激を与え良い創作環境を維持できるのではないかと考えています。

FM機種では、音色個々の完成度が、そのまま作品の完成度と他者の評価に繋がりやすいため、音楽が本来持つ”演奏する楽しみ”を損なわせる可能性があります。つまり、練りに練った楽曲編成が、音色自体のクオリティによって、全て台無しにされる可能性があるのです。

こうした不安定要素は、創作の潤滑化を図る場合、極力取り除いていかなければいけません。なぜなら、”競合”する対象を失えば、”共有”も生まれないからです。

ここでは、過去の拙作から出来うる限りのデータ資産を解放し、皆様に充実した創作環境とモチベーションを維持して頂きたいと考えています。

このページが微弱なりにも、そのお役に立てば幸いです。


MA2 Tone-Lib.は、2オペレータ(N503)時代に作成した、ほぼ全ての音色素材を抜粋し、提供するものです。

注意点としては、あらゆる楽曲に適応する「汎用音色」は存在しないという点です。つまり、楽曲毎に最適化されたデータ調整を、あなた自身が行う必要があります。
そのため、単純なライブラリとして捉えた場合、人によっては、あまり有益なものとはならないかも知れません。
あくまで”雛型”であり、ロジック(考え方)の一環とお考え下さい。

【データの見方】

−書式について
まず、掲載書式は着メロ昆布の書式が主となります。MLDCで利用される場合は、パラメータの移し替えが必要になります。 (参照

−オクターブシフト
パラメータ中の「OCT」の値が”1”以外のデータは、全てオクターブシフトされています。オクターブシフトの適用で、音色の実発音は以下のように変化します。

0 … 1オクターブ上
1 … 標準
2 … 1オクターブ下
3 … 2オクターブ下

例えば、OCT値が”2”と指定されているデータの場合、MML中では、1オクターブ上の指定を与えないと、正しい音域で発音されません。

また、ML(マルチプル)の値によっても、発音域は変化します。
(ML対比”0:0”などの音色は、ほぼ間違いなく1オクターブ下の発音になります)
マルチプルによる発音域の変化は、こちらを参照下さい。

−推奨音階
音色名の横に” (O3F)”のような記述があるものは、推奨音階を表わしています。これは、昆布での推奨音階となります。この音階で発音すると、最も適した鳴動をするという目安です。
なお、MLDCで使う場合は、1オクターブ上の指定を与えて下さい。
(さらにOCT値が”1”以外の場合は、前項の説明に従い音域調整して下さい)


4オペレータ音色への応用

4オペレータ音色モードの並列型アルゴリズムでは、独立した2つの2オペレータ音色を組み合わせる形式となるため、ここに掲載したような2オペレータ音色を組み合わせて、1つの音色に統合できる場合があります。
その場合の注意点を、いくつか補足しておきます。

音量
音色が2つに増えるので、それに応じて音量も増大します。
出力される音色が歪まないように、出力レベルを調整して下さい。

OP
OP(オペレータ)の値は、2から4に変更されます。

AL
AL(アルゴリズム)の値は、4オペレータモードに準じた値を設定して下さい。

※一部のエディタで、アルゴリズムの指定が正常に反映されない場合があります。(昆布など)




MA3 Tone-Lib. … 公開未定(投稿者除く)

Notes

Forum




これら資料が、FM音色への理解を深める手掛かりとなれば、幸いです。

良い表現が出来たら是非聴かせて下さい。





音蔵mobile